「3分で読める今日のニュース」Gunosyが売上3.6億に対して当期純損失が14億円!?

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Gunosy

Gunosyと言えば、スマホの無料定番ニュースアプリです。

Gunosy(グノシー)|ニュースが無料で読める!話題の記事や情報まとめ読みスマホアプリ.

Gunosy(グノシー)

「3分で読める今日のニュース」をキャッチフレーズに「エンタメ」「スポーツ」「コラム」「まとめ」「経済」など、幅広い分野の旬のトピックがまとめ読めできます。

幅広い分野の旬のトピックがまとめ読みできるアプリなら他にもSmartNewsLINE NEWSなどありますが、Gunosyは利用者の興味関心に合わせてニュースを個別に配信してくれる「マイニュース」という強力な武器を持っています。

「マイニュース」は自分のTwitter・Facebook・はてなブックマークと連携して、独自アルゴリズムにより、興味がありそうなニュースを自動で予測しています。

僕はこの機能により、Gunosyは毎日必ず開くアプリとなっています。

そんなGunosyですが、2期目の決算公告が開示されました。

参考記事

【速報】Gunosyの2期目の決算が公開!売上3億に対して当期純損失13億円の衝撃 | netgeek.

売上3.6億に対して当期純損失が14億円

赤字の原因は広告宣伝費。

KDDIとジャフコ、B Dash Venturesの既存株主3社から資金調達より得た12億円のうち8割以上をTVのCMなどにつぎこんだというから凄いです。

売上3.6億と急激に伸びているので勝負に出てますね。

今後も成長が見込めるのか?

ただ、ここから売上を伸ばしていけるのでしょうか?個人的には今のままでは難しいと考えます。

スマホアプリで成功するためには毎日歯を磨くように、毎日アプリを開くことを習慣化させなければなりません。Gunosyは「マイニュース」機能により、この習慣化に成功しました。

しかし、リリース当初、「マイニュース」機能に特化していたGunosyが、いつの間にかニューストピックも同時に読めるようになり、UIがSmartNewsのようなアプリになってしまいました。

<SmartNews>
SmartNews(スマートニュース)

この変更により、他の無料ニュースアプリと比較され、最大の武器「マイニュース」機能の存在感が薄れてきています。

せっかくブルーオーシャンを切り開いたのに、成功を急ぎ過ぎて、競争の激しいレッドオーシャンに自ら入っていってしまいました。ブルーオーシャンで武器を磨くだけでは成功へのスピードは遅いかもしれませんが、毎朝歯を磨き、顔を洗うのと同じようにアプリを開いてくれるユーザーは簡単には逃げません。

また、記事の中にカメレオンのように広告を溶けこませる手法もどうかと思います。WEBリテラシーには個人差があり、スポンサー広告ですらオーガニック検索と区別が付かない方もいる世の中です。当然クリック率は高くなりますが、直でAppStoreにリンクされると不快ですし、そのままGunosyから離脱する利用者も相当いるはずです。これでは広告収入はそこで上がっても、ページビューが下がって本末転倒な気がしますね。

批判を交えて好き放題書きましたが、毎日Gunosyを開く1ユーザーとして今後には注目していきたいと思います。

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