[書籍]雑文集 村上春樹著

2016年02月28日
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雑文集

ちょっと最近制作スケジュールがハードな上に、読むべきWEB関係の書籍があったので、たんに楽しむだけの読書はストップしてたんですが、我慢できなくなってきました。

ここで長編小説なんか読み始めたら自滅するので、短編満載のエッセイなら適当なんじゃないかと村上春樹氏の雑文集を読んでます。

1979年〜2010年までのインタビュー、受賞の挨拶、海外版への序文、音楽論、書評、人物論、結婚式の祝電など村上春樹自身がセレクトした69篇が集められた一冊です。

短いものでは見開き1ページで終わるので、時間が無くても気軽に読めますし、なにより村上春樹氏独特の気持ちのいい文体を楽しめます。

小説家とは何か

そう質問されたとき、1篇目に収録された「自己とは何か(あるいはおしいい牡蠣フライの食べ方)」の中で、「小説家とは、多くを観察し、わずかしか判断を下さないことを生業とする人間です」といつも答えると書いています。

多くを観察した結果得た仮説を、まるで眠っている猫を手にとるときのように、そっと持ち上げて運んで丹念に積み重ねていくそうです。そして決して判断は下さない。その権利は常に読者に委ねる。自分であれこれものごとの判断を下し始めると、小説は深みがなくなり、まずつまらなくなると言い切ってます。

個人的な感覚では用意された結論を、それははっきりとしているかぼんやりしたものであるかは別にして、料理したい欲求に駆られて小説を書き始める人の方が多いのではないかと考えるのだが、そうじゃないようですね。そうしない小説家は面倒がっているか、単に自己顕示のためにやっていると村上氏には捉えられてしまいます。

確かに、結論を用意することに主眼を置いて小説を書こうとすると、1つ2つの小説は書けたとしても、その後継続的に書くことに苦しむでしょうね。

これはブログも一緒か。結論ありきになるとネタに困るし、書くのに時間もかかる。

村上氏が言うように牡蠣フライについて書くことで自分と牡蠣フライの距離感が自動的に表現されて、結果的にあなた自身について書くことになるという「牡蠣フライ理論」をお手本にブログを更新していけたらと思います。

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