昨日、お世話になっているクライアントさんから使用しているPCのHDDの容量が一杯一杯になって困っていると連絡をいただきました。
電話で状況を確認すると、どうやら複数のPCで同期をしているDropboxがHDDの容量を圧迫している様子。
こちらの会社はDropbox Proにアップグレードして1TBの容量プランで使用しているため、それぞれのPCにデスクトップアプリをインストールして使用すると、このような問題はどうしても起こってしまいます。
Dropboxはノートパソコン、デスクトップパソコンなどのデバイス間でのファイル共有など大変便利なクラウド型のストレージサービスですが、ローカルドライブのファイルと同期するため、ハードディスク容量を考慮に入れなければなりません。
もちろん、単価の点で大容量化が進んでいないSSD搭載のMacBookなどでは、デスクトップアプリをインストールせずにクラウドにあるファイルにアクセスして使用することもできますが、どうしても使い勝手が悪くて好きになれません。
この問題なんとかならないものかな〜と思っていたら、タイムリーにこんなニュースが飛び込んできました。
Dropboxが 『Project Infinite』 を発表。
なんと、ロンドンで行われたDropbox Openカンファレンスで、クラウドにはアップされているが、ローカルに無い状態のファイルでもローカルに保存されているファイルと同じようにアクセスできる 『Project Infinite』 という新サービスが発表されたというのだ。
これは素晴らしい!
動画を見ると、ローカルのDropBoxフォルダにダウンロードされていないファイルでも、クラウドに存在するファイルはフォルダアイコンにクラウドを表すバッジが付いた状態で表示されるみたいですね。
リリース日や利用に当たっての条件面などは発表されておらず不明ですが、先々はローカルドライブの容量に悩まされずに済む道が開けそうで、朗報ですね。