福岡県筑紫郡那珂川町にある現人神社。
今年も境内に複数のアオバズクのつがいが飛来していると西日本新聞の記事になっています。
「絶滅危惧2類」夏鳥アオバズク、今年も飛来 福岡県那珂川町・現人神社
黄色の鋭い眼が特徴的なアオバズク。音のするほうをギョロッとにらんだ
生い茂るケヤキの木陰で黄色い目玉が鋭くギョロリ-。福岡県那珂川町の現人神社の境内にアオバズクが飛来し、参拝客や野鳥愛好家の人気者になっている。アオバズクは繁殖のため、主に東南アジアから日本や中国、朝鮮半島に渡ってくる夏鳥。近年、森林の伐採などにより個体数が減少し、同県レッドデータブックで「絶滅危惧2類」に分類されている。
同神社の佐伯昌彦宮司(78)によると、毎年、複数のつがいがやってくるという。昼は枝に止まってじっとしているが、夜は活発に飛び回って虫などを捕食し「ホウホウ」と鳴く。8月にかけては、ヒナに飛ぶ練習を教えるなど子育ての様子も観察できるという。
アオバズクは元々大変身近なフウロウでしたが、営巣木の伐採や越冬地での開発により個体数が減っているそうで、この時期は多くの愛好家がカメラを持って境内を訪れるそうです。
夏越祭
そして、現人神社では7月31日(日)夕刻から夏越祭が行われます。
当オフィスでホームページを制作させていただいているため、昨日お知らせを更新しております。
夏越祭は茅の輪くぐりや大祓式の神事を行い、日々の罪穢れを祓い浄め、心身の清浄・息災を祈る祭です。
そして今年も境内ライトアップ、岩戸神楽奉納、日向ひょっとこ踊り奉納などが行われるようです。
「母の分 も一つくぐる 茅の輪かな」 ー小林一茶
夏の風物詩ともなっている夏越祭で一年の前半の祓いを行ってはいかがでしょうか。