大山酒造の『伊佐大泉』
2014年春季全国酒類コンクールの本格焼酎・芋焼酎部門で特賞一位を獲得した『伊佐大泉』!
ネットでの評価が高い割にはまだ値上がりしておらず、五合瓶(900ml)が839円(税抜)で購入できました。
名前に伊佐が付いているので、伊佐錦などを造っている大口酒造の焼酎だと思っていたしたが、違うんですね。
伊佐大泉を造っているのは鹿児島県伊佐市の大山酒造。明治38年創業、現在3代目です。
この酒造は今では数少ない、「一蔵一銘柄」の小さな木造り蔵です。伊佐大泉だけを造り続けているんです!
「伊佐大泉」で最もこだわっているのが麹造りです。美味しい焼酎は、よい麹があってこそ。機械化により手間のかからない麹つくりができるようになった昨今も、麹室で麹蓋を用いて、昔ながらの手間暇かけた手作業で丁寧に白麹を造り、その白麹が焼酎の元となっています。仕込みでは、米麹と主原料の芋の割合を通常より芋を多くすることで、芋の風味を引き出し風味豊かな焼酎とすることを心がけています。
早速飲んでみます。
評判通りの美味さです。黒麹ではなく白麹を使った焼酎なんですが、甘さだけでは無く、香ばしさがあります。水割りで飲むつもりが、ロックで飲んでしまうのであっという間に減っていきます。
値段が高くて美味しい焼酎は頻繁には飲めませんが、この焼酎は安くて美味い。店頭で気軽に買えるうちは『伊佐大泉』一択になりそうです。