WEBアプリケーションフレームワークのRuby on Railsが超絶便利そうなのを目の当たりにしたので今年はRubyの学習をしたいと思います。
手始めに「作りながら学ぶRuby入門」を参考にして顧客管理のWEBアプリケーションを作る予定ですが、現状WEBサイト制作依頼が詰まっているので気長にやっていく予定です。
ざっくりRubyについて目を通した感想は、オブジェクト指向言語なので、Javaとクラス定義や制御文などは記述方法が少し変わるだけで基本的には同じですね。
しかも、Rubyは変数などに型を宣言する必要がないので、記述がよりシンプルです。
Ruby学習メモ
クラスを作る
クラスは複合データを表すのに使います。クラスを作るには予約語のclassを使います。クラス名は大文字からです。最後は予約後のendを忘れずに。
1 2 3 | class Client # 内容 end |
インスタンスを作る
作ったクラスは「型」なので空です。ですからデータを扱えるように「実体」を作る必要があります。この「実体」をインスタンスと言います。
インスタンスを作るには、Objectクラスの操作として用意されているnewメソッドを呼び出します。制作したインスタンスの変数名をここでは「hubworks」としておきます。
1 | hubworks = Client. new |
インスタンス変数
作成したクラスに属性を定義しますが、定義する属性をインスタンス変数と呼び、変数名の前に@を付けます。
1 2 | @name @address |
インスタンスを初期化する
newメソッド実行時にインスタンス変数を自動的に初期化するためにinitializeメソッドを定義します。initializeメソッドには引数を指定できます。Javaのコンストラクタと同じ感じですね。メソッドの定義にはdefを使います。
1 2 3 4 5 6 | class Client def initialize( name, address ) @name = name @address = address end end |
今日はここまで。
Rubyとは
島根県松江市在住のまつもとゆきひろ氏により開発されたプログラミング言語です。手軽なオブジェクト指向プログラミングを実現するための種々の機能を持つオブジェクト指向スクリプト言語です。