阿蘇山が噴火したので、「シルバーウィーク期間は周辺宿泊施設の予約状況はどうなっているのだろう?」
そんなちょっとした思いつきで楽天トラベルやじゃらんを検索してみると、ほぼ満室。影響は無いんだなーと思いながら、流れで他の地域を見ていると、熊本空港の近くに空室があるホテルを発見。
幼児がいると助かる和室だし、夕食は妻が好きなズワイガニ食べ放題。料金も手頃だったので、全く予定していなかったのですが、予約を入れて1泊2日の熊本旅行に行ってきました。
ということで、これから複数に分けて熊本旅行の記事をアップしていこうと思います。
熊本城は観光客で大混雑
スタートは熊本城から。電車通りも渋滞していましたが、到着してからの駐車場探しも難航しました。
三の丸第一、第二駐車場は満車表示で入口にいる警備員から有無を言わさず通過指示。ただ出てくる車が見えるので、皆諦めきれずにノロノロと通過して渋滞します。そしてUターン。でもダメ。その繰り返し。
これでは埒が明かないので、ダメ元で二の丸駐車場に向かったら、これが正解でした。途中にある加藤神社が一時的に参拝客以外に駐車場を開放中でなんとか止めることができました。
天守閣への登城も大行列
入園料を払って、天守閣へ。天守閣に行くには、本丸御殿の「闇り通路(くらがりつうろ)」と呼ばれる地下通路を通らないといけません。
地下通路を抜けて階段を上がると目の前に天守閣!堂々とした佇まい。美しいです。
展望所となっている最上階を目指しますが、すごい行列です。熊本城は「行ってよかった!日本の城ランキング」で3年連続一位らしいですね。人が多いのも納得です。
行列に並んでいると、誰かが警備員に質問しました。「上までどれくらいかかりますか?」すると警備員はなんと「1時間位かかるんじゃないですか」と返答。
「1時間!?嘘でしょ」 内部は熊本博物館分館となっているので、多少は見学しながら登れますよ。それでも1時間は想定外です。
ところが10分後には最上階に着いちゃいました。1時間と言った警備員は何だったんでしょか? あの言葉を聞いて、登ることを断念した方々の無念お察しします。
ただ、城の中から見下ろしてもそんなに感動しないもんですね。外から城を眺めていた方が私は好きです。次は、下に見える本丸御殿に向かいます。
本丸御殿は美しかった
熊本城に来るのは3度目ですが、築城400年を機して復元された本丸御殿を観るのは初です。
どうですか。この吹き抜けの大御台所。ちらっと見えていますが、予約をすると当時の復刻料理「本丸御膳」を食べることができます。
圧巻の大広間
「式臺之間」を過ぎると、「鶴の間」から奥に向かって「梅之間」「櫻之間」「桐之間」「若松之間」と続く大広間が見通せます。この眺めは圧巻です。たぶん105畳。
本丸御殿の中でも一番格式の高い昭君之間
昭君之間は対面所(接客の場)として使用されていたそうです。とにかく神々しさが半端ない。床壁や襖に中国の故事「王昭君」の物語の絵を復元しています。
天井も美しい。ここには豪華絢爛な花木の絵が復元されています。
■さいごに
混雑する中を歩きまわって疲れたので、子供たちに売店でかき氷(400円)を。もちろんここでも行列に並んで。
かき氷の上にトッピングされているのは冷しいきなり団子です。冷やしてデザート感覚で食べられるというコンセプトで生まれた商品だそうです。初めて食べましたが、冷やさない方がいい気がします。
かき氷を食べながら、息子にお城の感想を聞いたら、「お殿様はいないの?」だって。お殿様がいると思ったから楽しみにしていたみたいです。子どもの発想は愉快ですね。
これから阿蘇熊本空港ホテル エミナースのレジャープールに行ってきます。