越後の地酒5本がセットになった飲み比べ用の商品です。この魅力的なパッケージに惹かれて衝動買いしてしまいました。
裏には日本酒の基本知識が書かれています。飲み比べをしながら、目を通すのにちょうどいい。
セットになっているのは「吉乃川」「ほまれ麒麟」「越乃寒梅」「八海山」「越の関」の5本です。
飲み比べ開始!
ほまれ麒麟(別選辛口)
下越酒造。新潟淡麗辛口を意識したスッキリとした喉越し抜群のキレの良さが特徴の酒通好みの本格辛口晩酌酒。。日本酒度+10の超辛口で、キレの良いお酒。
超辛口ですが飲みやすい。麦焼酎を飲んだときのような香ばしさがわずかに感じます。不思議。
越の関(寒造り)
塩川酒造。磨きぬかれた技で良質な酒造好適米、自家井戸から汲み上げられた清烈な水を使用し、雪の舞う極寒の最中、徹底した寒造りで日夜手造りひとすじ。
木樽の香りが広がります。飲んでも樽酒。昔、屋久杉作られた樽に焼酎を入れてたら、見事に樽酒の味わいになっていたことがあるのですが、色も茶色に。無色透明なまま、樽の風味を移すにはどうしてるのだろうか?
八海山(吟醸造り)
原材料米を60%まで精米し、低温発酵でゆっくりと丁寧に造っています。淡麗なすっきりとした飲み口で、料理の邪魔をしません。
八海山は日頃よく飲んでます。スッキリとした味わいが好みですが、口に含むと香りが鼻に抜けます。
越乃寒梅(本醸造)
「幻の酒」と言われた銘柄の最高峰。酒米、五百万石を極限まで磨いた、淡く穏やかな香りに、雑味のないキレのあるうま味が味わえる。
八海山と比べると香りが薄いです。そして雑味がまったくなくまろやか。口の中に含むと、舌に刺激を感じそうなタイミングで刺激が消えます。
厳選辛口 吉乃川(新潟県最古蔵)
新潟県産米を100%使用。自然の旨味でスッキリとした辛口。きれいな口当たりが特徴。
香りはフルーティですっきり飲みやすいです。越乃寒梅と比べると舌に刺激が残ります。
最終評価
独断と偏見で5本をあえてランキングすると、
1.越乃寒梅
2.厳選辛口 吉乃川
3.ほまれ麒麟
4.八海山
5.越の関
順位は付けましたが、5本ともとても美味しかったのです。父の日などの贈り物には最適だ思います。