ブログを書いていると、レビュー記事を書くことを条件に商品の無料提供を打診されることがあります。
多くの場合、レビュー記事の内容にまで指示をされることは無いので、つまり使って良ければ褒めますが、悪ければ貶していいわけで、打診を受けることはあります。
今回Googleは、そういった企業から無料で提供された商品やサービスについて書いたレビュー記事からの発リンクに対して手動対策を行った旨の警告を発したようです。
こういった手法により被リンクを増やして、検索順位を不正に操作することに対してアルゴリズムで対抗するのは難しいでしょうから、パワープレイに出た感じですね。
Amazonアソシエイトをnofollowにする
Googleは「一般的に言って、記事との交換を条件にして無料の商品やサービスなどの提供を受けたときには、その記事にあるリンクを絶対にnofollowにする必要がある。」としていますが、この場合のリンク先は、Amazonアソシエイトでももちろん対象になリます。
私はブログ記事へのAmazonアソシエイトの挿入にはWordPressプラグイン「Amazon JS」を利用しています。かなり便利なプラグインです。
この「Amazon JS」を利用している場合に、リンクをnofollowにするには、出力されたリンクタグに半角スペースをあけて、rel="nofollow"
を追記すればokです。
WordPressプラグイン「Amazon JS」のカスタマイズ
これまで投稿していた記事に一つ一つ手動でnofollowを追加するのが大変だったり、そもそもAmazonアソシエイトは全部nofollowでいいんじゃないという方は、自動でrel="nofollow"
が追加されるようカスタマイズしましょう。
方法は、wp-content/plugins/amazonjsフォルダにある「amazonjs.php」を修正します。
473行目あたりにあるソースにrel="nofollow"
を追加すればok!
<div data-role="amazonjs" data-asin="{$asin}" data-locale="{$country_code}" data-tmpl="${tmpl}" data-img-size="${imgsize}" class="asin_{$asin}_{$country_code}_${tmpl} amazonjs_item"> <div class="amazonjs_indicator"> <span class="amazonjs_indicator_img"></span> <a class="amazonjs_indicator_title" href="{$url}" rel="nofollow">{$title}</a> <span class="amazonjs_indicator_footer"></span> </div> </div>
ただし、この方法ではプラグインのアップデート時に修正した内容が上書きされる可能性があるので、ご注意を。