先日、Googleはモバイル ファースト インデックスを今後の導入していくと正式に発表しました。
モバイル ファースト インデックスとは、これまで検索結果のランキングに使われていたPC向けページの評価ではなく、モバイル向けページの評価が検索結果のランキングに使われるということです。
正式な実施時期は未定のようですが、検索ユーザーの多くはスマホを使っているのは分かりきっていますので、この流れは予想通りという感じですね。
世界最大のオンラインショッピングイベントもスマホユーザーが主役
昨日11月11日は中国では独身の日。この日は毎年、ネット通販最大手のアリババグループによる世界最大のオンラインショッピングイベントが開催されます。
お祭り騒ぎのバーゲンセールです。その売上がとにかくすごかった!
イベント開始52秒で155億円を突破し、1時間で5000億円。デパート業界で昨年売上トップだった伊勢丹新宿が2548億円ですから、これがとんでもない金額だと分かります。
そして、最終的に1日の売上は1兆9000億円!!
この数字を見れば、日本の会社が越境ECに興味を持つのは当然ですね。
今年のセールでは開始数時間の取引の80%がスマートフォン経由だったそうです。
しかも、スマホユーザーには十数円でボール紙製のVRヘッドセットを販売し、これがあれば実店舗に行ったような体験により買い物ができたというから驚きです。
モバイル向けサイトは今後必須に
モバイル ファースト インデックスやアリババのバーゲンセールのニュースを見ると、PC向けのWEBサイトを公開していても、モバイル向けサイトを作っていない場合には対応を急ぐ必要がありそうですね。
また、モバイル向けサイトは用意していても、PC向けと比較してページの内容を簡略化しているケースもあるので、その改善に対応が必要かもしれません。