WordPress 4.7アップデートにより、代替テキスト(alt属性)の扱いが変更されています。
これまでは「メディアを追加」から画像を挿入すると、画像タイトルやキャプションの内容が自動で代替テキストに入力されていましたが、アップデート後はalt=””のように空になリます。
変更理由はアクセシビリティ向上のため。スクリーンリーダー機能によりPC操作補助を利用してようなケースでは意味のない画像タイトルが代替テキストに自動挿入されると迷惑ですからね。
フィルターフックを使って、次のようにfunctions.phpに追記すれば、これまでのように画像タイトルを代替テキストに自動挿入できますが、
function my_auto_alt($response, $attachment, $meta) { if (empty($response['alt'])) $response['alt'] = $response['title']; return $response; } add_filter('wp_prepare_attachment_for_js', 'my_auto_alt', 10, 2);
アクセシビリティ向上の趣旨とズレるので、今後はメディアライブラリの代替テキスト項目に値を手動設定したほうがいいでしょうね。
ちなみに、これまでに公開したコンテンツには自動挿入された代替テキストは残ります。