「絶体絶命キャンペーン」
昨日から博多駅が賑やかになっています。武井壮が動物たちから反撃されています。
これはヤフーが実施しているアンビエント広告の手法を取り入れた「絶体絶命キャンペーン」だそうです。インパクトがあるので、みんなスマホで写真を撮ってました。
アンビエント広告とは
従来はメディアとして認識されていなかったようなスペース(エスカレーターやエレベーター、回転扉にベンチなど)を活用したり、もともとそこにあったものを本来の機能を損なわずに広告に変えてしまうこと。定番の広告手法とは違って生活環境に深く入り込むような広告。
本キャンペーンの目的は外出先で思わず検索したくなるクリエイティブ表現を使い、スマートフォンからの「Yahoo!検索」利用者を拡大することらしいです。
例えば、広告にある「ピンチ 武井壮」で検索すると、検索画面トップに絶体絶命検索のリンクと動物に反撃される武井壮の画像がありますね。
リンク先はこのキャンペーンで公開されているWEBコンテンツです。武井壮が動物に追いつめられる11本の動画「動物編」とピンチが女子の日常を襲う11本の動くGIFマンガ「日常編」で構成されています。
とにかく派手な今回のキャンペーン。ヤフーはこのキャンペーンにいくら広告費を投入しているでしょうね。
少し気になるのは、スマホユーザーはSafariやChromeなどの検索アプリを使ってyahoo!検索画面を開く人が多いんじゃないかということ。
それから「ピンチ 武井壮」って検索されても「Yahoo!検索」利用拡大につながる気はあまりしませんね。検索後のリンク先にはyahoo!JAPANアプリへの誘導は見当たりませんし…
博多駅のアンビエント広告は9月26日までの公開を予定しています。
武井壮が動物から反撃される広告だけではなく、他にも「広場の茂みにライオン」、「ポスターを引っかきまくるネコ」など、たくさんの「絶体絶命」が、博多駅ビルを襲っているそうなので、博多駅に行った時には探してみると面白そうです。