前回はClientクラスを作成し、そのクラスからインスタンスを作成しました。
そしてインスタンス作成時に初期化するためにinitializeメソッドを用意するところまで学んだ内容をまとめました。
では続きです。
Ruby学習メモ
クラスにto_sメソッドを用意する
作成したインスタンスの属性値を文字列に変換して返すためにto_sメソッドを用意します。
def to_s "#@name, #@address" end
「client.rb」ファイルを作ります
ここまで学習した内容をまとめた「client.rb」ファイルを作ります。
# coding: utf-8 #Clientクラス作成 class Client #Clientクラスのインスタンスを初期化 def initialize( name, address ) @name = name @address = address end def to_s "#@name, #@address" end end #Clientクラスのインスタンスを作成 hubworks = Client.new('hamada', '福岡県') #インスタンスの属性値を文字列として表示 puts hubworks.to_s
1行目はマジックコメントと言い、日本語の文字コードを指定しています。
intializeメソッドはインスタンスを作成する時に自動的に呼び出されるので、渡す値はnewメソッドの引数に指定します。
上記のプログラムファイルを実行します。
【実行結果】
浜田, 福岡県
意図した通りに出力されました。今日はここまで。