週末は息子の卒園式でした。 生後8ヶ月から通っていますので、親よりも保育園の先生方に育ててもらった気がします。
妻は目を真っ赤にして泣いてばかりでしたが、私は混雑する中ビデオカメラを回すことに気を取られて、感極まることもなく終了。 それでも随分たくましく成長した姿には、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
万能鑑定士Q ―モナ・リザの瞳
妻と子ども達は、卒園式後に夕方から行われる食事会に行ってしまったので、一人の時間を満喫しようと「万能鑑定士Q ―モナ・リザの瞳」をレンタルしてきました。
【ストーリー】 驚異的な観察眼と記憶力を持つ“天才鑑定家”凜田莉子(りんだ・りこ)。 20歳で「万能鑑定士Q」なる店をオープン、ロジカル・シンキングを駆使して、膨大な知識と驚異的な鑑定眼を武器に、さまざまな依頼品を鑑定。 ある日、ルーヴル美術館から莉子のもとに舞い込んだ依頼。 それは、驚異的な鑑定眼で、世界的名画“モナ・リザ”を守ること。 莉子に惹かれ、密着取材を続ける雑誌記者・小笠原悠斗と共に、凜田莉子はパリへと向かう――。
【スタッフ】 原作:松岡圭祐「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズ(角川文庫)、監督:佐藤信介『GANTZ』『図書館戦争』
【キャスト】 綾瀬はるか、松坂桃李、初音映莉子、児嶋一哉、角替和枝、村上弘明
上の予告を観て、気になっていた作品です。 原作を読んだことは無いのですが、映画だけでも十分楽しめます。
綾瀬はるか演じる鑑定士凜田莉子の万能っぷりから始まり、鑑定能力の高さを一気に感じることができます。
その後、日本で「モナ・リザ」展が開催されるにあたって、臨時日本人スタッフの選考に合格した莉子は、ボワイエというフランス人から「モナ・リザ」について徹底的に講義を受けることになります。
初日の講義後、フランス語が分からない莉子は、一夜にしてフランス語をマスターするシーンがあるのですが、ここでも能力の高さが映し出されます。
なのに・・・(完全にネタバレですが)
なぜ、莉子は間違った鑑定をするトレーニングにより鑑定能力を低下させるというトリックに気が付かなかったのか。 ダメ男として登場する松坂桃李演じる小笠原悠斗でも暴くことができたトリックですよ。
「全然万能じゃないじゃん」と思わず突っ込んでしまいました。 それでも、綾瀬はるかが主演。それだけで個人的には楽しめました。