[Googleアナリティクス]「ユーザー」と「セッション」の違いって何?

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ホームページを運営していく上で不可欠なアクセス解析ツール「Googleアナリティクス

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様々な指標を解析することができますが、高性能で多機能なので一部の数字だけを眺めて終わっている方が多いのではないでしょうか?

適切な設定を行った上でしっかりと機能を理解することができれば、得られたデータをもとにホームページの内容を改善して、自社認知や売上アップ、見込客の獲得などそれぞれの目標達成に向けて成果を向上させていくことができるようになります。

そこで、基本的なことから「Googleアナリティクス」についてまとめていきたいと思います。

「ユーザー」と「セッション」の違いって何?

Googleアナリティクスには「ユーザー」と「セッション」という指標があります。名称からなんとなく意味がイメージできますが、データ解析を進めていく上で基本になる指標ですから正確に理解していることが大切です。

「ユーザー」とは

「ユーザー」とはAさん、Bさん、Cさんというようにホームページにアクセスする人を識別した指標です。例えば、Aさんが1週間に5回、Bさんが2回、cさんが3回アクセスした場合、この期間の「ユーザー」は3となります。

ただここで注意が必要なのは、個人の識別にはアクセスしてきた人が使っているパソコンのブラウザのCookieを利用しているということです。ですからAさんが同じパソコンから、3回はInternetExplorer、2回はGoogleChromeと別のブラウザを利用してアクセスしていたら、「ユーザー」は1ではなく、2になります。

Cookie(クッキー)とは、Webブラウザ内に蓄積される一種の来歴情報です。 サイト運営者が、Webブラウザを通じてユーザのコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させるしくみで、ユーザの意思とは無関係に、自動的にユーザに関連する情報、そのサイトの訪問回数などが記録されます。

インターネット用語辞典 – | OCN

「セッション」とは

「セッション」は過去は訪問数と呼ばれていたものなのですが、「ユーザー」がホームページにアクセスして出て行く(離脱する)までの一連の操作のことです。

例えばAさんが朝起きてから見たホームページを夕方にもう一度見たなら、「セッション」は2になります。この時、朝見たページがブラウザに表示されたままになっていて、それを夕方に再度読み込んで見た場合はどうなるのでしょうか?

答えは2です。

実は「セッション」は何も操作せずに30分間放置すると、そのセッションは終了するルールになっています。また日付が変わってもセッションは分かれます。

「ユーザー」と「セッション」の違いは分かりましたでしょうか? 特に「セッション」は滞在時間や直帰率、コンバージョン率など重要なデータのベースになる指標になっていますので、用語の意味を正しく理解しておくことが大切です。

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