安産祈願で有名な「宇美八幡宮」は最近パワースポットとしても人気らしい。

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お客様との打ち合わせをした帰りに宇美八幡宮にお参りしてきました。

宇美八幡宮の昭和鳥居

福岡では安産祈願で大変有名な神社で、いつも妊婦さんや生まれて間もない赤ちゃんを抱えた家族がお参りに訪れています。私も息子、娘の戌の日の安産祈願とお宮参りはここで済ませました。

ここが平安時代から続く安産祈願の神社である理由は、神功皇后が三韓征伐からの帰っていた時にこの地で応神天皇を産んだとされているからです。応神天皇とは全国に約44,000社ある八幡宮の祭神「八幡神」のことです。ちなみに「宇美」の地名も「産み」に由来するという説があります。

御由緒にも、御祭神などとともに、「安産育児の子安大神とも称され、古来より皇室を始めとして多くの人々に崇敬されています。」と書かれています。

ご由緒

また境内には文化財が多数あり、ご神域すべてが「安産信仰に関する伝説地」として、昭和30年に福岡県指定文化財とされています。

文化財

近年は安産祈願だけではなく、子宝にもご利益があるといわれているそうです。

宇美八幡宮の社殿

それでは境内にある施設をご紹介しましょう。

子安の木

神功皇后が応神天皇を産んだ時に、枝に取りすがったと言われる「槐(えんじゅ)」の木です。現在もその種を絶やさないようにしています。この枝にすがれば安産するという信仰が今も伝えられています。

子安の木

湯方神社

応神天皇出産の時に御産の職に仕えた官女「湯方殿」を祀っています。「日本助産婦の祖神」の社として古くより皇室を始め、妊婦や助産師の信仰が特に篤い日本唯一の神社だとされています。

湯方神社

子安の石

湯方神社の周りにたくさん積まれています。石には生まれた子供の名前や住所、生年月日などが書き込まれています。安産祈願に訪れた方は、積まれた石の中から一つを借りて持ち帰り、出産後にはお預かりした石とともに、自分の子供の名前などを書いた新しい石を添えて返すという風習があリます。

子安の石

産湯の水

応神天皇の産湯に使ったと言われています。今にいたるまで妊婦の「安産の冷水」とされ、産湯に足して赤ちゃんの健康を祈るといいようです。

産湯の水

湯蓋の森

樹齢2000年を越えると伝えられる国指定天然記念物の大楠です。この木の下で産湯を使わせ、「産湯を仕え奉られるとき、その枝葉繁りて湯船の上に蓋の如くなれり」と伝えられています。

湯蓋の森

湯蓋の森の全景は一本の木が森のように見えます。
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衣掛の森

湯蓋の森と同じく、樹齢2000年を越えると伝えられる国指定天然記念物の大楠です。こちらには出産に際して、御衣をかけていたとされています。

衣掛の森

裏にまわると、樹の幹の迫力がすごいです。
衣掛の森裏

■さいごに

安産そして育児の祈願で有名な神社ですが、最近ではパワースポットとしても全国的に人気があるそうです。境内にある楠の巨木を見れば、その迫力にパワーを感じずにはいられませんよ!

宇美八幡宮
【住所】福岡県糟屋郡宇美町宇美一丁目1番1号

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