国勢調査で筑紫郡那珂川町が目指していた市制移行の要件である「国勢調査人口5万人以上」が達成されたようです。
福岡県那珂川町は、26日に公表された国勢調査人口(速報値)で市昇格の要件である5万人を超え、念願達成に向けて大きく前進した。武末茂喜町長は同日、2018年10月1日の市制移行を目指すと表明した。
速報値では50,029人。本当にぎりぎりですね。とにかく5万人達成に尽力され、この結果を待ち望んでいた方々おめでとうございます。
「市になって何が変わるんだ」、「市にならなくてもいい」という意見もあるでしょうが、個人的にはおそらく住所が短くなるでしょうから記入時に楽になるなとか、栃木県那珂川町とかぶっていた町名が解消されるのはWEB検索上いいんじゃないかといった感じで自分が住んでいる町が市になることになんら嫌な気はしません。
もちろん市内方面への渋滞に毎朝悩まされている人にとっては人口が増えても嬉しくない気持ちも理解できます。そこは渋滞解消へ向けた交通行政の取り組みに期待したいですね。
ただ、前回の国勢調査では惜しくも49,780人と市制移行の要件に220人足りなかった結果、5年間アピール活動を行って50,029人ですからね。今後、人口が増えていく可能性は低いのかもしれません。まあ博多へのアクセスの良さをアピールして田園地帯にマンションをボンボン建てれば増えるでしょうが、それでも少子化の今人口を増やすことは簡単ではないでしょうね。
今回発表されたのは速報値なので、10月の確報値で確定して、平成30年10月1日付での市制移行を目指すようです。
果たして「何市」になるのでしょうか?