「みふね化石ひろば」で化石採集にチェレンジしてきました。
先ずは御船町恐竜博物館で注意事項や「化石ひろば」までのアクセスについてかなり丁寧な説明を受けます。そして、「みふね化石ひろば利用許可書」を発行してもらい出発です。
博物館のスタッフが「道を間違えたかなと不安になる方が多い」と仰っていましたが、それが納得できるほど山の中にどんどん入っていきます。そんな山道を車で約30分(15km)ほど走ってようやく到着しました。
この日はイベントが開催されていて、「恐竜の里みふねプロジェクト」と書かれたボランティアガイドの方々が来ていました。
おかげで、化石採集に必要な道具(ハンマー、ゴーグル、ルーペ)を300円で借りることができました。普段はボランティアガイドの方々はいないようなので、道具を持参していく必要があります。
ここでは主に恐竜時代(白亜紀後期)の貝や植物の化石を採集することができるということで、その辺の落ちている岩をハンマーで叩いていきます。ここで注意しないといけないのは力を入れないこと。力いっぱい叩くと破片がバンバン飛んできます。ゴーグルをしていないと目に入る危険性がありますよ。
初めは間違って恐竜の歯が採集できないかなと淡い期待を抱いていましたが、割っても割っても何もでてこないので簡単には行かないなと思い始めたところで・・
何か出てきた!
あきらかに岩に拳銃の玉のような形をした何かがあります。少し興奮してガイドの方に尋ねると、虫の巣穴の化石だそうです。残念。このような巣穴に土が入って化石になっているものがたくさん見受けられました。
そして、ようやく貝の化石がでてきました。ただ貝殻は溶けてしまっているので、貝の形に見えるものは閉じ込められた土の塊です。
おばちゃんが岩をくれた!
ここまでは「なかなか化石が見つからないな」というスタンスで岩を叩いていたのに、突然関係者らしきおばちゃんが現れて、大きめの岩をくれました。
ハンマーで叩き割ると、貝がびっしり。
それまで感じていた貝化石の有り難みが一気に薄れてしまいました。なかなか見つからないのが良かったのに。
とは言え、約9000万年前の化石なので持って帰ってきました。
綺麗に水で洗って乾かしたまではいいのですが・・・いらない。これどうしよう。
みふね化石ひろば
【料金】無料
【利用期間】随時