今朝はブラジルW杯準決勝でブラジルがドイツに7-1で大敗し、びっくりしました。
ブラジルはドイツに子供扱いされているかのようでしたね。
Brazil 2014 worldcup football in the net | Vector by Vector Open Stock
脊椎骨折したネイマールと累積警告によって出場停止のチアゴ・シウバがいたら勝負はどうなっていたのでしょうか?2人が出場したケースの試合が観れるものなら観たいものです。
それでもドイツは強かった。シンプルなパスでボールを進め、シュートは多くがインサイドキックでコースを正確に狙っていました。無駄に力んでボールを空高く蹴りあげるようなプレーは観られず、非常に質の高いサッカーでした。
初めてワールドカップをテレビで観戦したのは少年サッカーを始めたばかりの1986年メキシコ大会でした。この大会ではマラドーナ率いるアルゼンチンが話題を集め優勝しました。決勝で戦ったのがドイツでした。当時はドイツは東西分裂していたので西ドイツですね。
ドイツはその後も
1990年 イタリア大会 優勝
1994年 アメリカ大会 ベスト8(4位のブルガリアに敗れる)
1998年 フランス大会 ベスト8(3位のクロアチアに敗れる)
2002年 韓国・日本大会 準優勝(決勝でブラジルに敗れる)
2006年 ドイツ大会 3位(準決勝延長でイタリアに敗れる)
2010年 南アフリカ大会 3位(準決勝でスペインに敗れる)
ものすごい安定感です。
今大会は強豪国のスペイン・イタリア・イングランドなどが予選敗退しました。1990年のイタリア大会以降ではブラジルもアルゼンチンもオランダも予選敗退した過去があります。
強豪国と言えども、ワールドカップの予選を勝ち上がることがいかに難しいかが分かります。
ドイツのワールドカップでの強さを日本は研究した方が良さそうですね。
また、ブラジルは7失点という歴史的大敗だけではなく、この試合でドイツ代表のクローゼに元ブラジル代表ロナウドの大会通算最多得点をも更新されました。グローゼは4大会連続出場で通算16得点。もう36歳です。鉄人ですね。
悲願の地元開催優勝の望みを断たれたブラジル。忘れられない最悪の日となってしまいました。